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Wednesday, November 7, 2012

留学の醍醐味とは?(5)

<前回のポストからの続きです>

日本人であることを誇りに思い、海外にいる日本人同士協力して生きていくことも大切であるが、これでは結局日本にいるのと一緒である。

さらに日本語で話してばかりいると英語の上達は妨げられるし、周りの外国人は会話に入って来られなくなるし、悪循環である。

無理して日本人を避け外国人とつるむ必要はないと思うが、特に職場で日本人とばかり(しかも日本語で)話しているのはもったいないとことだと思う。

自分にも職場に日本人の知り合いはいるし、情報交換はなるべくするようにはしているが、なるべくそればかりにならないようにしているし、外国人の第三者がいる場合は英語で話すようにはしている。

その一方、職場以外では、日本人の友達を作ることは視野を広げるという意味で、大変有意義だと思う。

言い換えると、自分の分野以外(自分の場合は医学研究)の日本人と知り合うチャンスがたくさんある。

例えば、自分の場合はサッカーをやっている関係で、日系の会社の駐在員や現地で働いている人たちやMBAを取りにきている政府関係の方とも知り合いになれた。

これらの人たちは、日本いたらおそらく一生出会うことがなかったと思われる人たちだし、こういう友達ができたことは自分に取って大きな財産だと思う。

振り返るといままで自分はなんと閉鎖的な世界(医者の世界)で生きていたのだろうと思う。

<つづく>


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