<前回のポストからの続きです>
日本では味わうことのできない研究生活を送ることができる、それも一つの留学の醍醐味ではあるが研究以外にも日本にいてはまず経験できないようなことが数々起きる。
まず、自分の言語が全く通じないという環境に身を置くということは、それだけで人生においてかけがえのない経験である。
アメリカにいると日本語に触れる機会は極端に減るので、必然的に英語中心で生活していくしかない。
しかし、日本語で会話する気楽さなどから、職場で日本人とつるんでばかりいる人がいるのも事実である。
実際、先に留学している日本人の知り合いがいると生活のセットアップなどつい頼ってしまいがちである。
しかし、ここは是非他人に頼らず自分でいろいろと困りながらセットアップして欲しい。
家族がいるなら一緒に協力することで絆が深まる可能性もある。
自分も留学して間もなく、妻が日本に帰国している間に家の冷蔵庫が壊れてしまったことがある。
そのとき職場からいろいろなところに電話してなんとかこの状況を一人で解決しようと頑張った。
今となっては笑い話だが、そのときは必死だったし、また自分の英語が一気に上達した気がした。
そのときはつらいかもしれないが、このような経験を含めて僕は海外留学だと思う。
つらい経験はしないにこしたことはないのかもしれないが、留学経験者は誰もがこういうハプニングに必ず一度は遭遇するので、早いうちに経験して免疫をつけてしまうのも一つの方法である。
またこの手のエピソードは留学している人たちの間で盛り上がること請け合いである。
<つづく>
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