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Tuesday, September 4, 2012

英語の勉強法などなど(7)

<前回のポストからの続きです>

そして、英語が何となくすらすらと話せるようになってきたら次は違った壁にぶつかる。

それは、自分が話の中心になり、自分で話題を振ること、つまり自分が司会者のような立場で場を仕切っていくことである。

これはどんな職業でも上の立場になっていくと要求される能力の一つである。

全員が全員ではないと思うが、特に日本人を含めたアジア人にとってこの手のパブリックスピーキングは苦手分野である。

例えばいろんな国の人たちが集まって、グループで会話をするとアジア人は欧米諸国の人たちに比べると比較的おとなしく、あまり自分の意見を発言せずただニコニコしているだけというのが多いように感じる。

では一体なぜそうなるのかを深く掘り下げて考えてみると、文化の問題や話題を提供するのが下手ということも問題点としてあげられるが、やはりアジア人は人前で自分の意見を発言することを訓練されていないからではないだろうか?と思う。

実際、自分もこのカテゴリーにバッチリはまっている。

これを克服するため、なるべく知らない人に自分から話しかけ会話をするようにしたり、そういったときに使えそうなエピソードをメモしたりしているが、なかなか自分を変えていくのは難しい。

その不安を取り除くために僕は、トーストマスターズクラブ(Toastmasters International)という団体に参加している。トーストマスターズクラブとは、アメリカを中心に世界中に広がっているノンプロフィットの組織で、人とコミュニケーションをうまく取れるようになることを目的に作られた団体である。スピーチを中心に行うが、人前で話すことや話題を提供することの訓練にもなる。

日本にも英語で活動をしているトーストマスターズクラブがあるらしいので、今後留学を目指している人はこれを英語の練習の一つに利用していってもいいかもしれない。

<つづく>


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