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Wednesday, December 12, 2012

ラボでの働きかた(1)

今日からは、実際どのようにラボで働いたら良いのかを自分の経験をもとに綴ってみたいと思います。

<それでは、はじまりはじまり>

これは日本でも海外でも関係ないと思うが、基本的に研究とは企業につとめているのと違って、決まった時間に職場にいなくてはいけないということはない。

言い換えれば、結果さえ出ていれば働く時間帯や働き方にこれといった決まりはない。

朝早く来て実験して午後早々に帰宅しても良いし、夕方から来て夜中じゅう働いて明け方帰っても良い。

しかし、これでは同僚やボスと関わる時間が少なくなってしまい、彼らからいろいろと学ぶことができなくなってしまう。

たまにはこういう特別な時間帯で働くのも良いが、やはりなるべくなら多くの人が働いている9時から5時を絡めて仕事をするのが一番いい。

働く時間に関して始めのうちは、いろいろと見たり聞いたりするためにも、一番早く来て一番遅く帰るぐらいの気持ちは持っていた方がよい。

今はもうほとんどそんなことはないが、以前は僕もボスも早い時間に職場に来ていて朝の誰もいないラボでボスと二人で秘密のディスカッションをしたものである。

また、たとえアメリカといえども、一番遅く来て一番早く帰る人に対する印象はあまり良いとは言えない。

しかし、働く時間があまりに短すぎるのは良くないと思うが、ただだらだらと長く働きすぎても意味がない。

日本にいるときとは違って、ボスより早く帰ったら印象が悪くなるということはないので、やることがない場合にはぱっと帰ってもなにも問題はない。

また、週末に関しては、ボスによっては働くことを要求する人もいる。

こればっかりは、実際留学してみないとわからないことが多い(留学前に聞くこともできるが、休みのことばかりを気にしているようでなかなか聞くのは難しいと思われる)。

実際はどういう時間帯で働いたら良いかはそのラボの環境(またはボスの好み)によるので、どういうバランスで働くのが良いのかは一概には言えないが、一生懸命働いて結果を出してさえいれば、長時間職場にいる必要はないというのが僕の印象である。

<つづく>


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