<前回のポストからの続きです>
ここでちょっと僕の経験談を。
僕の場合は、留学開始時に3年間有効のJ1ヴィザをサポートしてもらった。
J1ヴィザは5年まで延長できるのであるが、ちょうど最初のJ1ヴィザが切れる1年前ぐらい(留学して2年が経った頃)にH1Bヴィザへの変更をボスにお願いした。
(H1Bヴィザの申請時に、英語に翻訳された大学院時代の成績が必要で、それをまたさらにアメリカの大学と同等であると証明してくれる会社に証明書を発行してもらう必要があったので、もし可能であれば英語に翻訳された大学院時代の成績表などは早めに手に入れておくと良いと思う。)
そして留学3年が経った時期ぐらいにリサーチトラックのファカルティーに昇進させてくれるという話をボスからもらった。
留学4年目に入ってすぐ昇進が確定し、うちの大学の規定ではそのポジションであればグリーンカードを大学がサポートしてくれることが判明。
それを機にボスの好意でグリーンカードの申請を始めた。
僕は1回だけ弁護士に会っただけで、その後はたまにメールのやり取りをするだけであとの全ての雑務は弁護士が処理してくれて、その約1年半後にはグリーンカードが手に入った。
そして、かなりラッキーなことに、ほとんどの申請手続きや費用は大学が負担してくれた。
実は僕の家族は自分以外グリーンカード持ち(奥さんはかなり昔にグリーンカードを持っていた)やアメリカ人(うちの二人の子供はアメリカ生まれ)であるので合法にアメリカに長期滞在することさえできればいつかは僕もグリーンカードが手に入る環境にはいたのだが、家族に頼らず自分の力で取ったことはちょっとした誇りである。
僕の場合は基本的に全てボスが後押ししてくれたのでここまで早くグリーンカードを手に入れることが可能であった。
一生懸命働いてボスの信頼を早いうちに獲得できて良好な関係を形成できたことはとても良かったと思っている。
<つづく>
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