<前回のポストからの続きです>
これは友達に聞いたことなのだが、特に数字が絡む交渉では先に数字をいってしまったらその交渉は負けらしい。
ちょっと打算的な話になるが、給料交渉などのときにすぐに自分からいくら欲しいか言ってはいけない。
話の流れで「いくら欲しい?」と聞かれたら、まずはいくらぐらいまでなら相手が出せるのかを探る。
先にいくらと金額を出してしまったらそこからの大幅な上昇はないが、相手が出してきた金額より少し多めに言えばその要求は通ることが多いらしい。
しかし、相手が交渉の素人である場合は少ないので、必ずしも相手が先に数字を言ってくれる訳はなく自分が先に言わざるを得ないときが多い。
時と場合にはよるが、そういうときはそのポジションや勤務年数に対する給料の平均よりちょっと上に言うと良い。
そのためにはそのポジションに対するだいたいの平均の給料を知っておかなくてはいけないのだが、アメリカの大学機関では基本的に給料は公開されているので自分の給料が適正なのか一度調べておくのも良いかもしれない。
もし、自分の給料があまりに低いようなら、今後長く居続けるべきかどうかの判断材料にもなると思う。
このように数字が絡む交渉になりそうなとき(たとえそれが給料でなくても)は、事前にどのくらいの数字を提示されそうなのかを調べておくことは、交渉を成功させる上での基本である。
交渉にもいろいろテクニックはあるようだが、一番大切なことは主張や交渉をする前にボスに自分の働きぶりを認めさせ、長く雇うに値すると思わせることである。
そうすれば、テクニックなどに頼らなくても相手がこちらの要求(無理な要求でなければ)をのんでくれることが多い。
何度も言うようだがまずは一生懸命働こう、それが留学における交渉での成功の秘訣である。
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