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Friday, January 11, 2013

ラボでの働きかた(13)

<前回のポストからの続きです>

海外に来ているからといって無理に自分を変えて働く必要はない。

以前一緒に働いていたアジア圏の国から来ていた同僚は、ここはアメリカだから何でもオープンに発言してもいいんだと豪語していた。

しかし、オープンにするという意味をはき違えていたようで、言わなくていい他人の仕事の批判ばかりして、結局みんなから避けられるようになり孤立していった。

その国の文化を尊重しそこにとけ込むことは大事であるが、あえてその国の人と同じようにしようとはしなくてもいいと思う。

日本人には日本人の良さがある。

その良さを強みにして働いていく方が、自分も自然でいられるし職場に多様性ができていいと思う。

日本人らしく謙虚で文句も言わず黙々と働いたって何の問題もない。

かえってそういう働き方の方が職場での指示を得られる。

たとえ他の国の人が9時5時で働こうが、日本にいたときのように長く働いたっていい。

アメリカ人だって、謙虚でよく働く人は大好きなのである。

自分も日本人独特の勤勉さや器用さを持ち合わせていたことで助かったことが何度もある。

そんなときは日本人に生まれてよかったなと思うし、日本人であることを誇りに思う。

ただ日本にいたときとは環境が全く違うので日本にいたときと同じ様に働くのは無理なので、日本人の良さを生かしつつ留学先の環境に少しずつ順応していくのが海外留学で成功していく働き方なんじゃないかなと思う。

しかし、まだこれに関しては自分なりの明確な答えは確立しておらず、自分自身を使って現在進行形で実験中である。

あとは、恐れず周りに言われたことにはとりあえず乗ってみる、興味を持って何にでも首を突っ込むということも月並みではあるが、留学を成功させるためには必要な行為だと思う。

こちらに来いろいろなボスと話してみて解ったことは日本人を雇いたいと思っているボスはたくさんいるということ。

しかし、彼らの多くはどうやって日本人を雇うかのノウハウをまだ持っていないので、以外と自分が行きたいと思う留学先にアプライしてみたら採用されるかもしれない。

今までの日本人の留学者の先輩の努力に感謝である。

このようにこれから留学してみたいと思っている人たちには、未来の留学者たちのためにもぜひ日本人の良さを生かして働いて日本人の評判をあげて欲しい。

ビバ日本人!


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