今日からは、留学者が避けては通れないヴィザの問題について検討していきたいと思います。
<それでは、はじまりはじまり>
海外に留学して働くためにはその国に長期滞在する必要があるため、ヴィザの問題は避けて通れない。
ヴィザに必要な書類やヴィザが手に入るまでどのくらいの期間が必要なのかというような問題はその都度変化していくし、その手のマニュアル本は巷にあふれているので、そのような情報は専門書に譲ります。
アメリカへの研究留学の場合、おそらくほとんどの人が交換留学ヴィザ(J1)でスタートするはず。
なぜなら、基本的に書類作成を含めた申請のほとんどはヴィザを受け取る研究者が行い、それに関わるや費用も研究者の負担であるからだ。
一方、労働ヴィザ(H1B)では申請のほとんどをスポンサー側(留学先の機関もしくは留学先のラボのボス)が行い、費用もスポンサーが負担する。
このようにまだしっかり働いてくれるかどうかも解らない海外からの研究者に、普通のラボではよっぽどのことがない限りははじめから手間のかかる労働ヴィザをスポンサーすることはない。
短期で日本に帰る予定であれば、交換留学ヴィザで何の問題もないので、ヴィザのことをいろいろ考えず仕事に専念しましょう。
ちゃんとルールさえ守っていれば、入国で捕まることもないだろうし、国外追放になるようなことも全く心配ありません。
しかし、長い期間アメリカにとどまりたいと思うのであれば、留学が決まった時点でヴィザをどのようにキープしていくかを考えておいた方がいい。
ヴィザが切れる直前にバタバタするより、早いうちから行動しておいて何も損はない。
<つづく>
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