<前回のポストからの続きです>
そして、ラボの中ではチームワークを大切にするように。
これは、ただ仲良くすれば良いということではない。
自分の弱い分野を他の研究者に頼んで手伝ってもらうこともあるだろうし、一方で自分の得意分野に関しては他の人のために実験をしてあげることがあるかもしれない。
研究者というと孤高の天才というイメージがあるかもしれないが、一人でできることには限界がある。
これは最近の論文の共著者の数をみればわかると思うが、一つのプロジェクトを完結するためにはたくさんの人たちの協力が必要である。
このように、研究をしていく上では自分のプロジェクトだけに孤立せずなるべく多くの人と協力して仕事をしていくことが必然的に必要になってくる。
だからといって、自分の仕事ばかりを優先して他の人の助けばかりを利用するような態度ではいけない。
どちらかというとギブアンドテイクというよりギブアンドギブの精神で空いている時間には積極的に他の人の手伝いをしよう。
それが意外と勉強になるし、運が良ければ小さいかもしれないが自分の業績にもなる。
まさに一石二鳥である。
また、ラボで働き始めたばかりの時は自分だけのプロジェクトが与えられることは少ないので、頼まれなくても自分から積極的に他人の実験の手伝いを申し出よう。
もし、手伝いを断られても見学だけでもさせてもらうように。
こうしてその人のやり方を見て学んで、次の手伝えるチャンスに備えておこう。
また、始めは信用されていなくても何度も見学しているうちに少しは手伝わせてくれたりするものである。
特に始めのうちはものの場所や機材の使い方等を覚えたりするのにも便利だし、ラボ内での人間関係の構築にもなるので時間を見つけてはいろいろな人に声をかけて手伝いの押し売りをしていこう。
<つづく>
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