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Wednesday, August 15, 2012

なぜ今留学?(1)

さて、今日からは気持ちも新たに、なぜ今留学が必要なのかを、昔の自分を振り返りつつ、何回かに分けてちょっとまとめていきたいとと思います。そうすることによって、なぜ自分がこのブログを書こうと思ったかということも明らかにできると思います。

<それでは、はじまりはじまり>

ここ最近、日本からの留学生が減っていると報告されている。しかし、他のアジア諸国からの留学者は軒並み増加しているようである。

ニューヨークタイムスによると、2004年の段階で約8万3千人だった日本からの海外留学者は、2009年には約6万人に減少し、また、アメリカの大学への入学者は、約10年前に比べると半減し、2011年の段階で約2万人にまで減ってしまったそうだ。

その一方で、日本の約半分の人口しかない韓国からの入学者は約7万人に増加しているのだそうである。

確かに、僕のいる大学内を見回してみても、中国人、インド人、韓国人はよく見かけるようになったが、日本人を見かけることは減ってきたような印象がある。

その一因として、日本には留学によって学んだことを、帰ってから還元する土壌が今のところうまく機能していないように思われる。

もしかしたら留学することは、留学経験者の将来にとってかなりリスキーになってしまうのかもしれない。

また、ゆとり教育などの影響でリスクを冒そうという若者が減ってきているのかもしれない。

確かに留学には良い面と悪い面の両方がある。

例えば、今まで経験したことのない世界を垣間見られるという美点がある一方、今の日本で起こっている変化に疎くなってしまうという欠点もある。

しかし、本当にそれだけの理由で留学を断念してよいものなのだろうか?


<つづく>


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