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Monday, August 27, 2012

留学先の決め方(6)

<前回のポストからの続きです>

最近の景気の悪さを考慮すると、海外からの留学者にインタビューの為に旅費などを提供してくれるラボはそうそうないと思う。

しかし、自分の将来の職場を決めることなので、自腹を切ってでもとにかく一回は訪れるべきである。

もし留学してから自分に合わないということが判明したら最悪なので、メールや手紙だけで絶対決めてはいけない。

僕は今のラボに留学前に2回訪問した。ほんのちょっと訪れただけで、すべてがわかったとは思わないが、実際に自分の目で確かめてよかったと思っている。

もしどうしても資金が用意できないとか時間が取れないようであれば、最悪でも電話インタビューを提案してみて欲しい。

英語が苦手な人はインタビューや電話インタビューから逃げたくなる気持ちはわかる(僕も今でも電話で話すのは緊張する)が、留学してからは基本的に英語でコミュニケーションを取っていかなくてはいけなくなるので、練習と思ってチャレンジした方がよい。

また最近はスカイプを使ったインタビューも一般的になってきている。

顔を見て話すということは、電話で話すだけよりもいい印象を与えるので、もし可能であればスカイプインタビューも考慮してみてほしい。自分も今のラボでポスドクを採用する際にインタビューをスカイプで行うことがあるが、やはり顔を見て話すと情がわきやすくなり断りにくくなるものである。

その他に直接会うという方法としては国際学会で会うという手もある。

また、インタビューではちょっとだけの間だませたとしても、結局は長く一緒に働くことになるのだし、自分を偽らないように。

そして、もし可能なら、セミナーをさせてもらって自分をアピールするチャンスをもらうのもいいと思う。


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