<前回のポストからの続きです>
また一方で、留学する前の自分は評価される側ではあるのだが、相手を評価するということも忘れてはならない。
行きたいラボの状況を知るために、パブメドで論文の発表頻度を調べたり、ラボのホームページなどをみたりして、よく吟味すること。
もし、ここ最近論文が発表されていなかったり、まめにホームページが更新されていなかったりするようなら、もしかしたらそのラボの最近の活動はあまり活発ではないのかもしれない。
アメリカの場合NIHから受け取っているグラントは、NIHのホームページで誰でも検索することができるので、ラボのボスのグラントの採択状況を調べてみるのもよい。
最近の厳しい景気状況では、潤沢な資金があるラボは少ないと思われるが、どのくらい先までグラントがあるのかを知ることはいいことだと思う。
例えいいアイデアや研究設備があったとしても、やはりお金がないことには研究を続けていくことは難しいのである。
このように最近はインターネットの発達のおかげで、日本に居ながらにしても大まかに海外のラボの状況をつかむことは可能にはなってきているが、やはり自分の目で確かめることは大事である。
ボスやラボの雰囲気が自分に合わない場合もあるので、最終判断は自分の目で確認してから留学先は決定して欲しい。“百聞は一見にしかず”なのである。
<つづく>
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