<前回のポストからの続きです>
日本は世界でもまれに見る単一民族により形成されている国家であるという世界に誇れる素晴らしい点がある。しかし、それは裏を返せば多様性がないということにもつながる。
一方、これからのグローバル化されていく社会では、ますますあらゆる面での多様性が求められていくと思われる。
日本の科学技術や研究は今のところ世界に通用している様に見える。もしかしたら海外に留学なんてしなくても世界に通用する人材はそだっているのかもしれない。
また僕自身、他のアジア諸国の人から、”日本は国自体が豊かで最先端の研究も行われている国なのにどうしてわざわざアメリカに留学してくるのか?”とよく聞かれる。
しかし、ここ数年の環境の変化を見ていると、今後日本は他のアジアの国々に追い抜かれる可能性がかなりあると思う。
例えば、最近アメリカでは町中で韓国製の電化製品を見かけるようになった。特に韓国を比較対象にするつもりはないが、以前はホテルに設置されているテレビは日本製が多かったのに、今はほとんど韓国製である。町を走っている韓国車の割合もどんどん増えてきている。このままのほほんとしていては、日本は韓国に負けてしまうかもしれない。
さらに、中国やインドの勢いも日本にいるとあまり現実に感じていなかったが、実際にそれらの国の人と直に接してみると ”日本人には負けたくない” というものすごい執念を感じる。
特にこれからの若者には、海外に来て自分の目でこの現実を確かめて、危機感をもっと感じてほしい。
<つづく>
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